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次世代省エネ基準について

2009 - 06/25 [Thu] - 16:06

本日は、次世代省エネ基準についてお話します moti 黒板

「省エネルギー住宅」とは

 住宅において使用されるエネルギーは、暖冷房、給湯、炊事、冷蔵庫、
 パソコン、 テレビ等の家電製品など、実にさまざまなものがあります。
 なかでも、その大半を占めているのが、暖冷房と給湯のためのエネルギーです。
 地球温暖化防止のためにも、この消費量をより少なくするよう、
 建設省(現国土交通省) では平成11年3月、これまでの住宅の
 省エネルギー基準を改正して、新しい基準 (次世代省エネルギー基準)
 を定めました。
 この基準に適うような、室内環境を一定に保ちながら、使用するエネルギー量を
 少なくできる住宅が、省エネルギー住宅といわれています。

 次世代省エネ基準では、住まいの基本的な考え方(コンセプト)を「閉じることと、
 開くことの兼備」とした点がこれまでと異なります。
 「閉じる」とは、断熱性・気密性のことを差しています。
 冬や夏の厳しい気候に対処するために「閉じる」機能をあらかじめ備えることが
 家づくりの基本になります。その上で、それぞれの地域の気候風土にあわせて
 「開ける技術」を採用する(具体的には適度な大きさの窓を取り付ける)という
 やり方で、住まいを快適にするのが次世代省エネ基準のポイントです。

新しい省エネルギーの基準の必要性

 改正のきっかけとなったことがらは、ズバリ「地球温暖化」です。
 地球的規模で起こっているこの温暖化をくい止めるには、今、なんらかの手を
 打たないといけないという危機意識が世界各国の共通認識としてあり、
 わが国も協力して対策をとることが強く求められているからです。
 住宅分野では、家庭で消費されているエネルギーの63%が暖冷房と
 給湯と言われていますが、住まいの断熱性能を上げることで、これらの
 エネルギー消費を抑制するのがねらいです。
 二酸化炭素の発生主因である化石燃料をもやして電力や他のエネルギーを
 得ている割合の多いわが国では、住まいのエネルギー消費を抑えることが
 二酸化炭素の排出削減につながるのです。

次世代省エネ基準の家のメリット

 次世代省エネ基準は、住まいの省エネルギー性を高めるための
 基準ですが、 視野を広げれば「快適さ」「健康的」「省エネルギー」
 「耐久性」の4つのキーワードで表される、質の高い住まいを
 建てることが主な目的と なっています。
 そのための手段として従来よりも一段と高い断熱気密性が求められて
 いるのであり、断熱気密以外にもさまざまな工夫を推奨していることが
 特徴です。
 つまり住まいづくりの知恵を総結集してより質の高い住環境を実現して
 いこうというものです。

次世代省エネルギー基準」とは

 通称「次世代省エネルギー基準」(以下、次世代省エネ基準)とは、
 平成11年3月に改正告示された「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に
 関する建築主の判断と基準」及び「同設計及び施工の指針」のことです。
 この基準は、昭和55年に初めて定められ、平成4年に一度、改正されて
 いたものですが21世紀の住まいづくりに照準を合わせて、全面的に
 改正されました。

1 年間暖冷房負荷の基準値の新設
     省エネルギーのためのさまざまな建築的な工夫の効果を適切に
     するため、年間暖冷房負荷基準値を新設しました。
     (熱損失係数の基準値と夏季日射取得係数の基準値の
      セットでも同等の判断ができます)

2 熱損失係数の基準値の見直し
     従来の基準に比べて、おおむね1ランク厳しい基準値を設定しました
     さらに日射利用(パッシブローラーハウス)や蓄熱の効果を見込んだ
     判断ができるようになりました。

3 相当隙間面積の基準値を見直し
     従来、寒冷地にしか適用していなかった相当隙間面積の基準値を
     全国に適用しました。

4 地域区分の見直し
     各地の実際の気候特性に配慮して、従来の都道府県別の
     地域区域から市町村界別によるものへ改めました。

    Ⅰ地域    北海道
    Ⅱ地域    青森、岩手、秋田
    Ⅲ地域    宮城、山形、福島、栃木、長野、新潟
    Ⅳ地域    茨城、群馬、山梨、富山、石川、福井、岐阜、滋賀
            埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、三重
            京都、大阪、和歌山、兵庫、奈良、岡山、広島、山口
            島根、鳥取、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、佐賀
            長崎、大分、熊本
    Ⅴ地域    宮崎、鹿児島
    Ⅵ地域    沖縄

5 計画換気の義務付け

6 防湿・気密の標準施工法の提示


■冷房負荷を高めない工夫

 古くから日本の住まいは、夏の過ごし方を中心に考えられてきました。
 庇や軒を深くして日差しを遮ったり、厚いカヤ葺き屋根の断熱効果を
 利用したり、風通しをよくしたりすることで、夏の暑さを和らげていたのです。
 しかし、現代では冷暖房設備が普及したので、誰でもがエネルギーを使って
 簡単に快適性を得られるようになっています。
 そこで、こうした昔ながらの防暑方法も活用するのが賢い省エネ方法の一つ
 ということになります。
 従来の省エネ基準(1992年基準)による試算では、夏の昼間の冷房時には、
 建物内に侵入する熱量の71%は、窓から入りこむことがわかります。
 そして、このうちの大半は、日射の形で入りこみますから、日射遮蔽がいかに
 重要であるかが理解できます。
 次世代省エネ基準では、各地の気候に合わせて窓の日射遮蔽についても
 基準を設けており、冷房負荷を減らすことを求めています。

■温暖地では、窓などの開口部の日射遮蔽と断熱がカギになります。

 次世代省エネ基準において強化されたものに、窓の日射遮蔽と断熱があります。
 窓の方位に応じて必要な日射遮蔽のための措置が求められています。
 (とは言え、とくに難しいことではなく、南向きの窓には庇を設けるとか、東西では
 カーテンやすだれを必ずつけるという生活の知恵のようなものです。)
 さらに、窓を複層ガラスや断熱サッシにすることで、その断熱性能を大幅に
 改善することができます。
 複層ガラスには、光は通しても熱を通さない遮熱タイプのものなど、機能的にも
 様々なものがありますので、使用する場所、用途によって選ぶとよいでしょう。
 以前の基準で建てた住宅においては、開口部に起因する熱負荷がもっとも
 多いので開口部の日射遮蔽と断熱が温暖地の省エネルギー性能を高める
 カギになります。

ソーラー住宅について
 
 これまでの省エネルギー基準では、断熱気密化によって、住まいの
 エネルギー消費をできるだけ少なくするというのが、基本的な考えでした。
 しかし、次世代省エネ基準では、太陽熱のような自然エネルギーを利用して、
 トータルに省エネルギー化する工夫も省エネ方法の一つとして取り入れ
 られています。

■太陽を暮らしに取り入れるソーラーハウス。今後の普及に期待が
  集まっています。

 建物に入る熱で最大のものは、なんといっても太陽熱。この太陽熱を暮らしに
 いかしていくのが、いわゆるソーラーハウスです。
 従来は、こうした建築的な工夫に対して評価する基準がありませんでしたので、
 一般の関心も薄く、一部のユーザーにしか受け入れられていなかったのが
 実情です。
 次世代省エネ基準には日射の蓄熱効果の評価基準が設定されていますので、
 今後はより多彩な工夫がなされ、積極的に自然のエネルギーを暮らしに
 取り入れる暮らし方が広がるものと期待されています。

■人工的に快適さを作りだすか、自然と調和しながら快適さを求めるか。

 暖冷房設備に依存するのではなく、建築的な工夫によって室内の環境を快適に
 していこうというのが「パッシブデザイン」です。
 その特徴は、「ひなたぼっこ」の暖かさや、通風による「さわやかな涼しさ」で、
 いわば自然の快適さを求める声に応えた家づくりです。
 一方では、高性能な暖冷房設備を取り入れて、効率よくエネルギーを使って
 快適な室内環境を得るアクティブな考え方も可能です。
 これからの住まいづくりは、快適でありながら、いかにエネルギーをムダに
 使わないかという方向で一致しているといっても過言ではありません。
 
気密性を高める  

 住まいの気密性を高めるというと、誤解されやすいのですが、これは壁や天井、
 床などにおいて、部材と部材の間に生じる“すき間”をできるだけなくすると
 いうことを意味します。
 窓の大きさや形状とは全く関係のないことです。
 室内の空気清浄性についていえば、次世代省エネ基準では、必ず給排気の
 ための換気口が設けられ、計画的に換気が行われますので、室内の空気は
 むしろきれいに保つことができます。

■気密性が不足すると、省エネルギーにならないばかりか結露で思わぬ被害も・・・。

 気密性が低い住まいは、絶えず家中の空気と外気が入れかわっていますので、
 暖めても冷やしてもエネルギーロスが多いのは当然です。
 壁に断熱材を入れても、すきまだらけの施工では外気が入りこみますので、
 断熱材の効果はサッパリありません。
 エアコンなどの機器の省エネ技術がどんなに進歩しても、根本的な対策、
 つまり断熱気密化が足らないとエネルギーのムダはなくなりません。
 また、床下から湿気を含んだ空気が壁の内部に入ったり、室内の水蒸気が
 壁に入ったりすると、断熱化されていない部分で結露を起こしてしまい、 
 柱や土台を腐食させることもあります。
 こうした内部結露は、目に見えない場所で起こりますから、気がついた時には、
 問題が相当深刻化しているケースが多いのでやっかいです。
 しかし、内部結露は下に示すように気密施工によって完全に防ぐことができます。

■室内の空気は、意外と汚れています。計画的な換気で空気を清潔にしましょう。

 人間が室内にいれば、呼吸によって二酸化炭素量が増えます。
 このほかタバコの煙やペットなどの匂いなども放っておけば不快なものです。
 また、建材や家具の塗装や接着剤からは有害な化学物質が放散されます。
 そこで室内の空気の入れ替えが大切になりますが、従来の基準では、
 寒冷地以外では気密性の基準値が定められていませんでしたので、
 換気については、いわば成り行きまかせでした。
 自分で窓を開けて換気する以外は、屋外の風による圧力差や室内の温度差に
 よってしか換気が行われませんでした(条件によっては換気されないこともある)。
 そこで次世代省エネ基準では、全国的に気密性能の基準が設けられると同時に、
 換気のための装置を計画的に装備することが義務づけられました。
 もちろん窓を開けての換気もいままで通りに行ってもかまいません。

次世代型住宅で、快適に暮らすためのポイントは

 建物を次世代省エネ基準に合わせて建てるからといって、暮らしのうえで大きな
変化はありません。
 ただ、建物の性質をよく理解して、室内の湿度の管理や換気にも気を配ることが
 大切です。
 快適さや健康性を高め、耐久性のすぐれた住まいを、住む側の不注意によって
 だいなしにするのは、もったいないことです。

 次世代省エネ基準が導入されて住宅のあり方はどう変わるのでしょうか。
 よい住宅に求められる条件が夏涼しく、冬暖かいことであるならば、 
 次世代省エネ基準では断熱気密化が飛躍的に向上しますので、
 どなたでも満足していただけることと思います。
 一方、こうした性能向上は、結露や室内の空気汚染にも配慮しなければ
 ならないということにつながります。
 次世代型住宅には、開放的な住空間で慣れ親しんできた生活習慣を不用意に
 そのまま持ち込むことはできません。
 たとえば完全な結露防止のためには、室内で水蒸気を過剰に発生させないという
 暮らし方が求められますし、室内に排ガスを放出する開放型の暖房器具を使わない
 ということが重要になります。

 開放型のストーブというのは、燃料(灯油やガス)を直接燃やして室内を暖める
 タイプのものです。
 こうした暖房器具は運転中、排気ガスと水蒸気が絶えず室内に出ますので、
 空気が汚れるだけでなく、結露の原因にもなります。
 暖房器具を選ぶ際には、かならず排気を屋外に出すタイプのものをお選びください。
 また、洗濯物を大量に室内に干すというのもできれば避けたい事です。
 どうしても、室内で大量に干す必要がある時は、換気扇をまわして排気しながら
 干してください。
 室内で大量の水蒸気を出さないというのは、結露を防ぐための知恵です。
 室内で長期間、高湿度が続くことはカビやダニの発生原因にもなりますので、
 ぜひご注意ください。

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